【書評】旅人よ どの街で死ぬか 男の美眺
こんにちは、好奇心夫婦の又蔵です。
今回紹介する本は、
旅人よ どの街で死ぬか 男の美眺
伊集院 静 著
です。
人は生まれれば、必ず死にます。
その人間の人生は、歴史という大きな川の流れの中の
一つの水の分子の流れなのかも知れません。
筆者は、一人旅を通して、
現地での体験、経験、人との出会いなどから、
大きな歴史の流れを感じ
自身の人生を
その中で捉えてみたかったのかも知れません。
ヨーロッパを中心とした旅行先での
個人的な出来事を
歴史的な流れの中で解釈し
哲学してみる
筆者の試みを、筆者の目線で書かれた一冊。
好き嫌いが分かれる本かも知れませんが
なんとなく伝えたいことがわかる気もします。
旅をすること すなわち 人生なのだ
10年に一回 読み直してみると 違った解釈ができそう。
そんな大人の本でした。
ではでは。