まとめ:菅内閣総理大臣所信表明演説
今回は、第二百三回国会における菅内閣総理大臣所信表明演説をまとめてみました。政府の目指す方向を知ることは、今後の私たちの生活の変化を知ることです。短くまとめたので読んでみてください。
新型コロナウィルス対策と経済の両立
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雇用、事業継続:最大で二百万円の持続化給付金や四千万円の無利子・無担保融資などの対策を継続
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Go Toキャンペーン:旅行、飲食、演劇やコンサート、商店街でのイベントを応援
デジタル社会の実現、サプライチェーン
- 行政手続:縦割り打破し、5年(2025年まで)で自治体システムの統一・標準化。保険証、運転免許証とマイナンバーカードを一体化し、2022年度中を目処に全国民に。→デジタル庁が推進
- 教育:小中学生に一人一台のIT端末導入し、オンライン教育拡大
- 仕事:テレワーク、ワーケーションの推進。押印の廃止。
- サプライチェーン:生産拠点の分散(国内、国際的多元化)、デジタル化・ロボット技術による自動化・無人化で医療/保険/先端産業の生産体制を国内に整備
グリーン社会の実現
- 2050年までにカーボンニュートラルに:次世代型太陽電池、カーボンリサイクルを推進。規制改革→グリーン投資。(石炭火力発電を減らす方向)
活力ある地方を創る
- 農産物の輸出促進:現在0.9兆→2025年2兆→2030年5兆(戦略は年内に策定)
- 観光地の整備:政策は年内策定
- 最低賃金の全国的な引き上げ
新たな人の流れをつくる
- 大企業から中小企業に:政府内ファンドを通じて銀行から地域の中堅・中小企業の経営人材として紹介(年内スタート)
- 国際金融センターを目指す:税制・行政サービスの英語対応、在留資格の緩和を検討
安心の社会保障
東日本大震災からの復興、災害対策、外交・安全保障は割愛
まとめ
- デジタル化、規制改革を全力で進めます。
デジタル化・ロボット化の先にあるものはなんでしょう?
映画マトリックスの世界かもしれないですね。
その辺はまた別の機会に。
参考: