【家計管理】資産形成で悩んでいるあなたへ やるべきこと8
こんちには。好奇心夫婦のハナです。仕事、妊娠中の体調不良、コロナ等で更新ができておりませんでした。
今回は、資産形成についてやるべきことをリストアップしてみました。
将来のためになんとなく、貯金はしないといけないことはわかっている。
ただ“何をすべきかわからない”と思われている方も多いかと思います。
私も家計管理を始めたとき、同じ悩みがありました。
何年間か家計管理をしてみて、何をすべきか大体分かってきたのでまとめてみました。
【目次】
- STEP1 ライフプランの作成
- STEP2 ライフイベントに必要な費用を明確にしよう
- STEP3 現状を把握し、 貯蓄すべき費用を明確にしよう
- STEP4 固定費を削減しよう
- STEP5 変動費を削減しよう
- STEP6 投資を始めよう
- STEP7 月末に収入支出を把握し、 年末に資産を確認しよう。
- STEP8 収入UPの方法がないか検討しよう
STEP1 ライフプランの作成
資産形成のためのファーストステップであるライフプランを作ってみましょう。
ライフプランとは、現時点でわかっている予定や目標などの記載されている表をさします。
例えば、来年は何歳?何年生?などの情報やイベント等を記載していきます。詳細なものはFPさんにも作ってもらえますが、簡単なものだと自分でも作成できます。
(ライフプランの例)
上の表にしたがってライフイベントを目に見える形にしていくことで将来へのイメージがより具体的になります。具体的にすることで将来に対する漠然とした不安は減ります。
突然ですが、2030年あなたは何歳ですか?お子さんは何歳ですか?突然このような質問されて答えられる人は多くないと思います。私もすぐには答えられません。住宅購入、教育費、保険の見直し、資産運用を始めるにあたりこの情報を知っておくことはとても重要です。
STEP2 ライフイベントに必要な費用を明確にしよう
ライフプランでは、現時点で分かっている予定や目標などを表にして書き出したかと思います。では書き出した予定、目標に対してどれくらいの費用がかかるのかを明確にする必要があります。貯蓄のゴールを明確にすることです。ライフプランを作ってみて少し面倒かもしれませんが、ライフイベントに必要な費用も想定してみましょう。
人生の三大支出であるこの3つを明確にすることでだいたいライフイベントに必要な費用がわかります。
- 住宅資金
- 教育資金
- 老後資金
教育費、住宅費及び老後資金については、別のPOSTを参考にしてください。
この三大支出以外にもどのように生きたいかを考えることを大切です!我が家では会社にとらわれない生き方‘’自由“を手に入れることも大事にしています。
また今回のような非常事態において、生活予備費を貯蓄しておくことの大切さを実感しました。ちなみに我が家は株の含み損で200万くらい損しています。ここで冷静になれるのは生活予備費があるからです。。(もちろん凹みましたが。)
生活予備費は以下を目安として貯蓄すべきです。
公務員・会社員:生活費の3ヶ月から6ヶ月
自営業・個人事業主:生活費の6ヶ月から1年分
自由に生きたいという目標があるもののこの給料という安定収入のありがたさをすごく実感しました。
STEP3 現状を把握し、 貯蓄すべき費用を明確にしよう
ライフイベントの費用に対していくら貯蓄をする必要があるかを明確にするため現状(貯蓄や支出・収入)の把握する必要があります。ご家庭ごとに家計管理方法は異なりますが毎月の収入、支出(固定費と変動費)、貯蓄額(収入ー支出)を確認してみてくだい。
①収入を知ろう。
昨年の源泉徴収票や給与明細を確認して世帯の「手取収入」を把握しましょう。
年間の手取収入と併せて以下の項目も計算してみましょう。
・1ヶ月あたりの平均給与額
・1回の平均賞与額
・1ヶ月あたりの児童手当の額
・その他収入
②支出を知ろう。
支出とは固定費と変動費に分かれます。
我が家では固定費と変動費を以下のように分けています。
③毎月の貯金額を計算しましょう。
①で毎月の手取収入と②で毎月の支出を明確にしたかと思います。そこで毎月の貯金額を計算してみましょう。
(毎月)手取収入ー(毎月)支出=(毎月)貯金
④評価
把握してみると意外と固定費がかかっていたや食費が高いといった家計の問題点が分かってくるかと思います。現状を知ることはとても大事です。
固定費の見直しは面倒ですが、一度見直すと節約効果は抜群!我が家はまず通信料の見直しから行いました。月15000円から3000円に減りました。
STEP4 固定費を削減しよう
現状把握ができれば、固定費の見直しをしましょう!
なぜ始めに固定費の支出から見直す必要があるのか?固定費は、一度見直すと節約効果が継続します。
見直しによっては年に100万単位で節約することもできます。子どもの成長とともに子育て関連費用は増えていくので、日々の努力による節約だけでは家計は改善しにくいかと思います。
経済が不安定で収入が減る可能性がある昨今の状況をみると、収入を増やすことよりも支出を減らすことが大事です。ここでは固定費の中でも支出割合が高い「家賃」「光熱費」「通信料」「保険」について検討したいと思います。
①家賃
家賃の適正額とは一体いくらなのか。
家計管理の勉強のためにみている動画「マネーアクション」では収入の22%(住宅ローンの場合は修繕費と合わせて22%)が適正と言われています。
②光熱費
光熱費を安くするためには、以下の方法があります。
・昼間は高く夜は安いプランにする。
・楽天でんきなどを検討してみる。
・夜更かししない。
我が家では電力会社の変更を現在検討しています。
③通信料
通信料が固定費の中でも一番削減しやすいです。我が家は格安スマホ(mineo)を利用しています。通信料は夫婦二人で3200円/月額です。
④保険料
我が家は、健康保険制度、高額療養制度、会社の健康保険組合の制度等があるため生命保険や医療保険に加入しておりません。保険はそれぞれのご家庭の生活スタイルによって加入すべき保険が異なります。
ただ、結婚したから、子どもが生まれたからと言った理由で加入すべきではないかと思います。結婚して又は子どもが生まれたから、どういうリスクがあるからそのリスクヘッジとして保険に加入するべきかどうかを加入前に検討すべきかと思います。
固定費の見直しは面倒ですが、見直すと節約効果が継続するため、簡単に節約効果が明確に現れます。
STEP5 変動費を削減しよう
固定費の削減と併行して変動費の削減も取り組みましょう。ここでは食費の節約について取り上げます。
家計管理を始めたころ、食費ばかり節約しようとしていました。例えば、1円でも安い食材を求めて遠いスーパーに行くことや質もよくない安いものを買ったりなど…
1円安いだけで30分往復に時間がかかるスーパーに行くことは本当に得なのか?
また食は生活の基本なのであまり節約ばかりしていると健康面に影響が出てきます。
家庭の状況に鑑みて、予算を立て予算内で有れば少々高いものであっても買えますし、節約しないと!とのストレスもなくなります。
〈節約のポイント〉
① 家族の人数
② 実家からの援助
③ 安いスーパーが近所にあるか
④ 食へのこだわり
⑤ お昼ご飯を作るかどうか
などを検討し、各ご家庭にあった予算設定をしていただけたらと思います。
食費の節約も大事ですが、たまには美味しいものも食べたいですよね。そこで、ふるさと納税の返礼品をおすすめします。
STEP6 投資を始めよう
この分野はまだまだ私自身、初心者ではありますが、6年前から毎月一定額NISA口座で投資信託を積立ています。また確定拠出年金(又はiDeco)もしています。
今後は、ETFや個別株にも投資したいなと考えています。
STEP7 月末に収入支出を把握し、 年末に資産を確認しよう。
支出・収入のチェックのために夫婦間でマネー会議をしよう。
みなさんは夫婦間でお金の話をされていますか?
資産形成をするために、固定費や変動費の削減を紹介しましたが、これらと並行して、支出・収入のチェックを夫婦ですることもは大切です。我が家は結婚して同居したときにお互いの資産、収入をオープンにしています。
このことを母親にいうとかなり驚かれた記憶があります。
私の両親は、資産や収入をオープンにしていないそう。収入もしらないなんて結構びっくりしました。友達に聞いても旦那さんとお金の話をしていない家庭が多かったです。
我が家では資産、収入をオープンすることに加え、マネー会議を随時又は定期的に開催しています。開催というと大袈裟かもしれませんが、夫婦でお金について話し合う機会を設けるということです。
資産や収入をオープンにし、マネー会議をするメリットは以下の通りです。
- 無駄遣いが減る
- 資産計画を立てやすい
- お金の見える化につながり貯金しやすい
また、我が家では、日々の家計管理を私が、ライフプランの作成や資産全体の管理を夫が担当しています。もともと夫のほうがマネーリテラシーが高いのが我が家です。
家計管理を有効なものにするため夫婦の資産、収入をオープンにし、マネー会議をした方が効率的に貯金できます。ぜひこの機会にマネー会議をしてみてください。
STEP8 収入UPの方法がないか検討しよう
固定費や変動費の削減して貯蓄を増やすことは大事なことは上述の通りです。
効率よく資産を形成するためには支出を抑えるだけでなく、
“収入を増やすこと“も検討すべきかと思います。
収入を増やすためには、副業とキャリアアップ転職があります。
私自身、一昨年転職をし、キャリアアップにつながったのでこの部分はできていますが、副業の部分はできておりません。
今後の課題として以下のことをに取り組んでいきたいと思っています。
- 本業の専門性を生かしてコンサル業務に挑戦
- 家計管理に特化したインスタやブログの配信 (家計管理のスキルアップのためFP2級取得)
- ポイ活
これまで、資産形成について8つのSTEPを紹介してきました。我が家も現在取組中の項目もあり、まだまだ完璧に管理できているわけではありません。できるところからコツコツ頑張りましょう。
ハナ