ポイントチェック、「成長戦略実行計画」(基本的な考え方編)
こんにちは、又蔵です。
今回は、政府の成長戦略実行計画(令和元年)を読んでみて重要と思われるところまとめていきます。
解釈等で間違えがあった場合は、コメントください。
【基本的な考え方】
令和元年 6月21日 に出された成長戦略実行計画ですが、
目的は第4次産業革命という大きな外部環境の変化に対して対応していくこと、です。そこで、第4次産業革命を利用した生産性の向上が必要になってきます。具体的には、AI、IoT、ロボット、ビックデータなどを用いて、「デジタル技術とデータの活用」をしていくことです。これは、すべての産業の幅広い影響を及ぼします。
政府としては2020年の通常国会において、国の基本的なインフラ整備、ルール整備を完了することを目指しています。
生産性向上の戦略は、ベンチャー企業の起業活性化と、ベンチャー企業の技術等を用いた大企業の生産性の向上です。ベンチャー企業の起業活性化のためには、大企業の中の人材もしくは資金などの経営資源をベンチャー企業に投じていくこと想定しています。ベンチャー企業は得られた経営資源を用いて技術開発を行い、大企業に成果を提供します。大企業の内部資本市場をオープン化することで、大企業の生産性が向上することを期待しています。
そのための施策として、
を行っていくようです。
この戦略は、今回のコロナ騒動によって加速するでしょう。
なぜならば、ロボットはウイルスに感染しないからです。
PCR検査も自動化が進んでいれば、もっと検体数を増やせたはずです。
そのため、生産性のみならず安全保障面からも現在ヒトが行っている業務のロボティクス化は益々進展するでしょう。
そして、それを支える人材と資金配分の仕組み作りを行っていくのです。
次回は、具体的な第四次産業革命の利用方法である「Society5.0の実現」についてです。
ではでは。