2020年度版中小企業白書の概要〜通勤時間にスマホでポイントチェック〜
こんにちは。
みんなとワクワクを共有したい、好奇心夫婦の又蔵です。
今回は2020年度版中小企業白書の概要についてです。
お忙しい皆さんに代わって、通勤時間中にスマホで確認できるようにポイントを概説します!
中小企業の動向は、
①感染症の影響による厳しい状況が続き、生産性の改善は進んでいない
②経営者の高齢化と後継者不足による廃業が生じ、事業承継の取り組みの重要性が増している
これらを踏まえ、以下の4つの目指す姿を示しています。
①グローバル展開をする企業
②サプライチェーンでの中核ポジションを確保する企業
③地域資源の活用等により立地地域外でも活動する企業
④地域の生活やコミュニティーを下支えする企業
つまり、
「生産性の改善と事業承継を円滑に行い、①~④の企業像を目指しましょう!」と言う事ですね。
この厳しい中小企業の経営状況を打破するための取り組みとして以下の3点を挙げています。
①付加価値の創出
②適正な価格設定
③良好な取引関係の構築
どれも生産性向上についてですね。
①付加価値の創出について
「数量増加や単価上昇が見込める取り組み」
- 新たな事業領域、分野への進出
「労働生産性の上昇が示唆される取り組み」
- 製品、サービス開発
- 人的資本投資
- オープンイノベーションの実施
「労働生産性の上昇を期待したい取り組み」
- 知的財産権、ノウハウを重視した経営
②適正な価格設定について
現状:優位性が価格に十分に反映されていない企業が半数存在
対策として
- 顧客への優位性の発信
- 価格競争に参加しない事
- 個々の製品やサービス毎のコスト管理
③良好な取引関係の構築について
それぞれの企業が交渉力を高め、取引条件の改善を図ることが付加価値獲得に必要である。
以上が概要です。
厳しい事業環境ですが、
「新分野への進出などで生産性の改善を図り、客様から求められる会社を目指す事」が求められています。
又蔵も、新分野に挑戦していきたいです!
ではでは。