好奇心夫婦

ワクワクする(好奇心を刺戟する)生活に挑戦する夫婦のブログ。夫(又蔵):中小企業診断士・書評等を担当。妻(ハナ):節約・家計管理等を担当

【書評】話し方超整理法(まず1分間にうまくまとめる)

こんにちは、又蔵です。

今日は、

山本昭生 著 まず1分間にうまくまとめる 話し方超整理法

をご紹介します。

 

元々は、診断士の口述試験対策で読んだ本ですが、

①仕事での上司への説明

②自己紹介やスピーチ

③診断士としての助言力向上

などにも役立ちそうなので紹介します。

 

この本の主張はズバリ、

「話は1分にまとめよう」

です。

f:id:koukishin-fuufu:20191222222445p:plain


 

なぜでしょう?

それは、

「話は聞く人がいるから成り立っているから」

です。

そして、話の聞き手は

「飽きやすい」です。

 

「聞き手」が「飽きず」に「内容を理解できる」話し方が、1分話法なのです。

 

どうすれば、1分間で分かりやすく聞き手に伝わる話し方ができるでしょうか?

本書では以下の3テンプレートが用意されています。

①スッキリ法

②コンパクト三分構成法

③三角シナリオ法

 

①【スッキリ法】:

「内容」を「挨拶&名前」で挟む。話の基本形。

例) 

こんにちは、又蔵です。

今日は話し方超整理法という本を紹介したいと思います。

この本には、話し方の基本が①簡潔に②多くの図を用いて、分かりやすく書かれています。

さらに、本を読んだ後に習慣に落とし込みやすいように、チェックリストで確認事項がまとめられています。

日頃「話が長い」、「わかりにくい」と身近な人から言われたり

仕事での評価が思ったほど上がらない、と悩んでいる方は多いと思います。

そういう方は、この本を読んで、話し方の訓練をすると問題が解決されるかも知れません。

私もこの本を参考に、少しずつ上手な話し方を身につけられればと思います。

ありがとうございました。

又蔵でした。

 

基本の形であり、最初と最後を「挨拶&名前」で挟むことでスッキリとした印象になります。

まずは、これをマスターしましょう。

 

②【コンパクト三分構成法】:

「導入(10秒)」→「展開(40秒)」→「結び(10秒)」で、スッキリ。

例)

(導入)

こんにちは、又蔵です。

今日は話し方超整理法という本を紹介したいと思います。

(展開)

日頃「話が長い」、「わかりにくい」と身近な人から言われたり

仕事での評価が思ったほど上がらない、と悩んでいる方は多いと思います。

私もそんな悩みを持っている一人です。

この本には、話し方の基本が①簡潔に②多くの図を用いて、分かりやすく書かれています。

さらに、本を読んだ後に習慣に落とし込みやすいように、チェックリストで確認事項がまとめられています。

早速、この本のコンパクト三分構成法使って研修の自己紹介を行ったところ、

今までよりも話を聞いてもらえた印象を受けました。

(結び)

この本はオススメなので、皆さんも良かったら一読してみてください。

 

この方法のキモは「導入」だそうです。

最初の1〜10秒で印象が決まるそうなので、

①親しみ、親近感のある態度で

②その場に関係のある話題から

③結論から一気に

④質問からはいる

⑤本論を示唆するワード入れておく

などの工夫をするといいそうです。

この辺は、自分で試して慣れたり取捨選択する必要がありそうですね。

 

③【三角シナリオ法】:

「主張」→「内容」→「理由・具体例」→「再度主張」で、分かりやすい!

例)

(主張)

こんにちは、又蔵です。今日は、話し方超整理法をご紹介します。

それはズバリ、「話は1分にまとめよう」です。

 

(内容)

話を1分にまとめることで、伝えたい事がしっかりと伝わり、人間関係が良好になります。

 

(理由・具体例)

なぜならば、話には「聞き手」が存在するからです。

そして、話の聞き手は「飽きやすい」です。

「聞き手」が「飽きず」に「内容を理解できる」話し方が、1分話法なのです。

本書では3つのテンプレートが用意されており、このテンプレートに沿って話すことで

すっきりと、受け入れやすく、分かりやすくい話が出来る様になります。

 

(主張)

つまり、「話を1分にまとめて」、人間関係を良好にしましょう。ということです。

 

この話し方は、仕事のプレゼンや情報伝達で役立ちそうです。

特に、上司への報告には役立つのではないでしょうか。

上司は基本的に多忙で、意思決定を行うのが仕事です。

多忙な中、簡潔に、分かりやすく、説明をされないとイライラされ

「こいつはバカだな」と思われてしまいます。

又蔵は、この記事を書きながらも話の構成にかなり苦労しました。

日頃から三角シナリオ法を意識していきたいと思います。

 

 

この本はこれ以外にも、3分話法や15分話法、身だしなみ、準備方法、

そして「聞き手の立場に立つ」という心構えなどについても書かれています。

 

オススメなので、一読してみてください。

又蔵でした。

ではでは。